クリフトンストレングス®とは– Cliftonstrengths® is –

初めにクリフトンストレングス®について初めに知って頂きたいこと

セッション開始前に177問の質問に答えて頂くと、暫定的な資質の1位～34位が結果としてまず出ます。しかし、この結果はあくまでもきっかけにすぎません。この時点でのご自身の気分や状況、なりたい自分や周りからこういう人物でいてほしいという期待等々から、本来の自分ではない回答をしている可能性があり、その結果がまず暫定的に出ている可能性があります。

クリフトンストレングス®コーチングセッションでは、セッションを通じて有資格者（ストレングス認定コーチ）の支援を受けながら、 自分の資質を自分の実体験に落とし込んで理解・体感し、今後どう活かすかまでを考えていく過程を重視しています。このセッションを通じて、暫定的に出た順位から変化する可能性は十分にあるということです。

テストを受けっぱなしでレポートだけ読んだ状態ですと、まだまだクリフトンストレングス®の神髄を活かしきれておらず非常にもったいない状態です。テストはスタートに過ぎません。

クリフトンストレングス®(ストレングスファインダー®)とは

クリフトンストレングス®は、ネブラスカ大学の心理学者ドン・クリフトンの研究・考案をベースに開発されました。続く心理学者たちによるハイパフォーマーの方々を対象にした検証と、世界的世論調査 ・ コンサルティング会社であるGallup社の膨大なデータと科学的根拠の基盤により、現在の形になっています。

世界中で年間230万人以上の人が受検し、フォーチュン500社の90％以上がクリフトンストレングス®を活用、強みに基づく人材開発の力を職場文化に取り込んでいます。

クリフトンストレングス®は強みの根拠を34の資質の組み合わせで考える

質問に答えた結果、あなたの資質上位から下位まで1位～34位が出ます。この際、TOP5までの組み合わせを見ても3300万通りにもなります。つまり34ある資質のうち、あなたならではの組み合わせが明らかとなります。資質は単体で活用できていることもあれば、他の資質との組み合わせで強みが発揮できていることもあるので、自分の資質の組み合わせでどう活用できるかを考えることも重要です。

先天的な”才能” X 後天的な”投資” ＝ ”強み”

クリフトンストレングス®では、先天的な”才能” X 後天的な”投資” ＝ ”強み”と定義しています。
ここで言う”才能”とは『無意識に繰り返し現れる思考、感情、行動のパターン』です。
またここで言う”投資”とは『（スキル＋知識）X 時間』で後天的に機会として与えられたものになります。

“強み”は誰もが持ってはいますが、人それぞれその程度だけが異なるものです。

“弱み”を直すでなく、”強み”を伸ばす

「人がうまくできないことではなく、うまくできることを研究したら、何が起きるだろうか？」ドン・クリフトンが投げかけたこのシンプルな質問から彼の強みの研究が始まりました。
というのも、従来の能力開発は、弱みにの克服にフォーカスが当たっていた側面があるからです。

• 弱みにフォーカスした従来の能力開発の考え
  • ほとんどの行動は学ぶことができる。できないのは努力不足
  • 成功への道筋はひとつ
  • 弱点の克服こそが成功のもと

しかしこの考え方は能力開発のチャンスに蓋をしてしまっているとも言えます。
誰しも、周りの人より努力をせず上手にできてしまうことがあるはずです。そこに焦点を当て能力開発をしたほうが生産性は高くなります。

• 強みにフォーカスした場合
  • ひとはすべての行動を学べるわけではない
  • 成功への道筋はそれぞれ
  • 成功したいのなら、自分の成功から再現性を学ぶ

より詳しくクリフトンストレングス®についてお知りになりたい方は、ぜひGallup®のウェブサイトもご覧ください。